椅子の張り地、選び方のポイント

 

Kagupotのカフェ風家具はセミオーダーですので、椅子の張り地は、お客様がご注文時にお好みのものを選ぶことができます。

「張り地」というのは、ソファや椅子の座面、背もたれ、肘掛け部分などの表面に張る生地のことです。

 

 

 

A椅子張り地の種類

 

  • ファブリック(布地)、②ビニールレザー(合成皮革)、③本革(天然皮革)

しかし、メンテナンスや価格において③は少ないため、業務用では①②が使用されます。

 

各メーカー様の椅子張り地のカタログは、①②の素材別のカタログになっている場合が多いです。

 

 

 

B各素材の特徴

 

  • ファブリック(布地)

 

椅子に張るために作られた「強度、摩擦、色移り」などの検査をクリアしている生地です。一般的に衣料や資材用ではなく、インテリアファブリックを製造しているメーカーから販売されている生地になります。ジャガードやドビー織りなど、毛足の長さや手触りもさまざまで、高品質で色柄も豊富にあります。また、撥水加工など機能性を高めたものもあります。

柄ものは華やかになりますが、柄合わせで用尺が増える場合があるので注意が必要です。

 

使うシーンとしては、温かみを演出できるので一般家庭、また摩擦に強いのでオフィスなどでも多く使用されますが、ホテルのロビーやラウンジなど高級感あるインテリアスタイルの演出にも最適です。

 

 

  • ビニールレザー(合成皮革)

 

人口的に天然皮革に似せて作られ、フェイクレザーと呼ばれることもあります。素材はPVC(塩化ビニル)とPU(ポリウレタン)の2種類があります。

メンテナンスしやすさが抜群なのはもちろん、伸縮性があるので張り加工しやすい素材です。

防汚、撥水、抗菌、耐アルコール、耐次亜塩素酸、難燃など便利な機能も豊富です。

飲食店、医療施設などの日々衛生的にメンテナンスが必須な空間に最適です。

子供向けからモダンなスタイリッシュまで多種多様に使用できます。

 

※詳しい説明は→コラム合成皮革1、2(アドレスリンク)をご覧ください。

 

 

  • 本革(天然皮革)

天然素材で動物の皮なので、キズ、シワ、カラーや質感にバラつきがあります。また直射日光、水濡れに弱く、シミが残るなど注意点もありますが、高級感があり丈夫なので、使い続けることにより、経年変化が非常に個性のある味わい深い触感のある素材です。

 

 

C張り地の「クラス分け」とは

 

Kagupotでは、素材のクラスを価格帯などで分けているため、スムーズに選んでオーダーできるようになっています。

 

 

椅子の張り替えについて

また、ソファや椅子が古くなったり汚れが気になる場合、布地を張り替えてカラーや質感を変えて、新品のように大切に使い続けることができます。持続可能なSDGSでもあります。

 

インテリアのイメージに合わせて、今お使いの家具も張り直しができますので、「家具の買い換えはまだ先かな」とお考えの店舗様も、ぜひKagupotでイメージの生地のサンプル請求をして、理想のインテリア計画を始めてみてはいかがでしょうか。

 

h)2022.10.14

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