DIYで椅子の張り替えをする方法

大切なお気に入りの椅子は長く使いたいものですね。

 

しかし、長年の経年変化により

生地部分が汚れたり、擦り切れたり

クッションがへたったり・・・

座り心地も悪くなり、買い替えようか迷った時に

生地の張り替えという方法があります。

 

生地を変えることで、色や柄をイメージチェンジもできるし

清潔に使い続けることができるのです。

 

 

 

通常は、技術ある椅子職人の仕事でありますが

座面が外しやすいシンプルな構造の椅子であれば

自分で『DIY』することも可能です。

 

1年の終わりに、来年の計画をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

DIY(ディー・アイ・ワイ)とは

専門の職人や大工でない素人さんが、日曜大工的に自宅関連の道具などを自分で作ったり修繕したりすることです。

英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語になります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

<用意するもの>
張り替え生地:PVCレザーなど、ウレタンフォーム
<道具>
ミニタッカ、裁ちばさみ、ドライバー、ニッパーまたはペンチ、木槌、マジックなど

 

 

①座面を取り外して、ステープル(ホッチキスの芯のようなもの)を

マイナスドライバーや千枚通しなどで持ち上げます。

ニッパー(またはペンチ)で引き抜いてください。

ケガには充分注意が必要です。

 

②生地をはがした座面をウレタンに乗せて線を引き、

ウレタンをカットします。

 

③張り替え生地の中央に座面とウレタン置きます。

四隅の角をタックにして座面の角になじむように引っ張ります。

ミニタッカでステープルを3カ所位しっかりと打ち込みます。

対角線の順に張ります。

 

④四隅が終わったら、残りの部分をしっかり引っ張って

ミニタッカで打ち込みます。

 

⑤全部張り終わったら余分な生地をカットします。

写真のように台などの上にしっかりと固定してください。

⑥なお、座面が外れない椅子や

特殊な椅子は張り替えができませんので

必ず専門家に相談が必要です。

※関西圏であれば弊社でも相談可能です。

 

 

◆張り替えの素材

ファッション用の生地と違い

摩擦や堅牢度など、耐久性のある加工などが必要ですので

必ず椅子張り用に作られた素材から選んでください。

そうでないと、荷重の負荷に耐えられず裂けてしまったり、

縫製部分が破れたり、汗や摩擦でお尻に色移りするなど、

いろんな事故につながります。

 

また、たとえインテリア用素材であっても

織りの密度や伸び、素性の特性上など

デザインに適さない場合もあるので注意が必要です。

 

 

◆インテリア用素材の種類

大きく分けてレザーとファブリックの2つに分けられます。

普段あまり目にすることがないと思いますが

どんなバリエーションがあるかごらんください。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『椅子張り生地のデジタルカタログ』

 

レザーカタログ ▶︎▶︎▶︎こちら

 

ファブリックカタログ ▶︎▶︎▶︎こちら

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

必要な場合は生地の「尺角サンプル」の 取り寄せも可能です。

▶︎kagupotのお問い合わせページから▶︎▶︎▶︎どうぞ 

 

 

h